こんにちは。医師の田口早桐です。
先日、ある不妊雑誌の取材を受けました。
主なテーマは、「不妊の患者さんに一番伝えたいこと。」時々取材を受けるときがありますが、実はやはり、同様のことを聞かれることがとても多いのです。
私自身が体外受精で妊娠に至った経緯がありますから、それを踏まえて、ということでしょうが、いろいろ思うところはあるものの、ぼんやりしていて、未だにビシッとキマる言葉が見つけられないでいます。
ただひとつ言える事は、「不妊治療」ということ自体は比較的レアなことであるとしても、何かに取り組むときの姿勢は、その物事によってそれほど変わるものではないということ、かと思います。
分かりやすく言いますと、例えば何かに資格試験を受けるとして、まず、どの程度の強さで合格を望んでいるのか。いつの時期にどのような勉強を開始して、成果が上がらなければどのようにやり方を変え、またどの程度まで粘り、うまくいかない場合はどの時点であきらめるのか、ということを決めなければなりませんが、人によって生活も、考え方も違いますから、取り組み方も違います。不妊治療についても同様です。
だから、とりあえずは、取材は無事終了しました。
私がお伝えしたいことは、「赤ちゃんが欲しい1月発売号」に載ります。乞うご期待、です。