医師の船曳美也子です。
当院では、不妊カウンセリングを行っています。
どういう方が来られるかというと、
- まったく検査などしたことがないが、今後のことについて相談したい方
- 今の治療で大丈夫かという漠然とした不安や、今後の方針について相談したい方
- 自分のライフスタイルについて、具体的な提案を聞きたい方
- たとえば、今は結婚予定がないが、年齢的なこともあり、卵子凍結を希望したい方
- 夫が長期出張のため、子どもは欲しいがどうしたらいいか
- 自分の現状に具体的な不安があり、それについてどうしたらいいか相談したい方
- たとえば、男性が勃起しないとか、女性が痛がってできないなどの、性交障害自分が、子宮内膜症や子宮筋腫や子宮ガンなどの手術をした、または、する予定だが子どもをつくりたい場合はどうしたらいいかとか
- 夫が早期がんが検診で見つかり、抗がん剤を服用することになった
- 今後子どもをつくりたいがどうしたらいいか
- 夫が無精子症という診断をうけたが、今後どういう治療が考えられるか
- セックスレスだが子どもが欲しい
などなど、さまざまです。
先日も、ご自分の子どもさん夫婦のことで相談にお見えになりました。
私(1960年生まれ)と同世代の方ですが、20代でお子様を出産されているので、そのお子様は30歳台になるわけです。
ご心配になっていらしたことについて、具体的に説明したら、今後の不妊治療にも安心しましたといっていただけました。
外来診療中は、待たせている患者さんのことを考えると、ゆっくりお話できないので、カウンセリングを利用していただいてよかったと思いました。