6月29日―30日、日本アンドロロジー学会に参加し、“当院での非閉塞性無精子症症例のTESEの検討”の演題で発表してきました。
泌尿器の先生方から質問をしていただき、診療上参考になることも得ることができました。
ところで、アンドロロジー学会でのトピックスは多能性幹細胞による生殖細胞への分化誘導でした。
簡単に言うと、iSP細胞から精子を作り出す内容です。
マウスでは成功しているのですが、ヒトではまだのようです。
技術的にはかなりのところまで進んできているようでした。
ある重鎮の先生が、「この10年で多くの技術が発達した。これから先10年も予想がつかないいくらい進んでいくだろう。」と話をされていましたが、本当に医療技術はどんどん先に進んでいきます。