先日、1日だけでしたが、アンドロロジー学会に参加してきました。
アンドロロジー学会では精子に関する基礎分野の研究や臨床の話が聞けていろいろ参考になることがありました。
最近では、無精子症や重症の乏精子症の患者さんにGバンド法による染色体検査やY染色体微小欠失の検査を行い、その結果が話題になることが多いのですが、今回発表された演題の中にY染色体微小欠失(AZFb+c領域)があってもmicroTESEで精子が可能であったことが報告されていました。(飯島将司、金沢大学大学院医学系研究科泌尿器科)
当院でも、検査は自費診療にはなりますがmicroTESEの前に、染色体検査等をお勧めしています。自分の体の状態を知るという意味でも、意義のある検査なので、希望される方は、検査を受けられてはいかがでしょうか。