日本受精着床学会(看護部)…その2

日本受精着床学会(看護部)…その2

こんにちは 看護師の山口です。

大分での学会の続きです。
不妊治療におけるカウンセリングについての講演の中で、ストレスに対しての発表がありました。

ラザルスという心理学者の提唱したストレスコーピングというものがあります。簡単にいうと、ストレスを上手に処理する方法のことです。
講演で具体的方法が発表されていました。

  1. 自分の癒しを知る
  2. 泣く事を我慢しない
  3. 自分を褒める
  4. 身体を動かす
  5. 気持ちや経過を書き出す
  6. 治療のことを忘れる

治療がつらいなと感じたときに、なるべく考えないようにするという方法を選びがちなのですが、自分にとって大切で一生懸命な治療のことを考えないようにする。なにか矛盾してるように思います。
やはり、治療のことを忘れるという方法は最終手段ということなんでしょう。

しかし、ストレス対処法は人によって違います。そもそもストレスと感じるポイントが違います。
上記はその1例です。参考程度で考えてください。

ただ、泣く事を我慢しないというのはなかなか難しいかもしれません。
ちなみに私は、無理です。人前で感情を出すことはできても、泣くということは苦手です。

でも、我慢は良くないということはわかります。
近々個室カウンセリングルームが完成します。
私のように人の目が気になって落ち着かない方やそうでない方もカウンセリングルームでストレスなくお話しましょう。