不妊に関するニュースをお届けします 2014年11月

不妊に関するニュースをお届けします 2014年11月

オーク会事務部です。

不妊に関するニュースをまとめて、定期的に発信しています。
客観的な事実に基づいたニュースをお届けします。

>精子と卵子が正常でも不妊 理研、マウスで確認 (2014/11/8 22:07)http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG08H2D_Y4A101C1CR8000/

  • 精子と卵子が正常でも不妊になることをモデルマウスを使った実験で確認
  • 全遺伝情報(ゲノム)の塩基配列が1つ違うだけで不妊になることも判明

オーク会からのコメント
現段階ではマウスでの実験ですが、マウスのアミノ酸配列は人間とまったく同じだということから、原因不明の不妊で悩む人間の夫婦にも当てはまる可能性があると言われています。

原因が分からないと、自分はダメなのではないか?と根拠のないままに自分を責めてしまうこともあります。

科学的な観点から原因が究明されれば、治療法や新しい対処法の生まれる可能性があります。
不妊を解決するための、大きな一歩となるニュースだと感じます。

>不妊治療の法案 今の国会提出を見送りへ (11/01 00:05)

オーク会からのコメント
代理母出産や配偶者とは異なる人物の精子や卵子を利用した不妊治療は、現在でも全く考えられないわけではありません。

ただ、倫理的な問題をはじめ、生まれてくる子どもの処遇を考えた場合など、複雑な状況となることが多いことは事実です。

しかし病気や事故などが原因で、どうしても夫婦2人の精子、卵子での妊娠が難しい場合には、代理母出産や精子提供、卵子提供といった方法が必ずしも倫理に反するもの、一律に禁止すべきものだと断ずることもできません。

非常にデリケートな問題ですが、子どもを授かりたいという夫婦にとって、より良い答えが出ることを願います。

当院では、体外受精セミナーを定期的に開催しています。詳細はこちらまで。