不妊に関するニュースをまとめて、定期的に発信しています。
客観的な事実に基づいたニュースをお届けします。
*>新受精卵診断を承認 体外受精で染色体異常を検査 (11月26日)*
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO80140470W4A121C1000000/
- 体外受精した受精卵の一部を採取して全ての染色体の異常を調べる「新受精卵診断」が承認
- 対象は2回以上流産を繰り返す女性や体外受精に3回以上成功していない女性
- 新受精卵診断の方針が導入されれば、受精卵の状態からあらゆる情報が判明する
オーク会からのコメント
11月25日、日本産婦人科学会の論理委員から体外受精した受精卵の一部を採取して全ての染色体の異常を調べる新しい受精卵診断の臨床研究が承認されました。
これは何度も流産を繰り返してしまう習慣流産に対する有効手段として考えられていて、今後3年間をかけて臨床研究が行われます。対象となる人は、流産を2回以上繰り返す女性や体外受精が3回以上成功していない女性です。
*>不妊治療に渡航費助成/市議会一般質問(12月12日)*
http://www.miyakomainichi.com/2014/12/70402/
- 宮古島市は2015年度から「難病患者等の渡航費支援」の枠を拡大し、渡航費の助成を行うことを明らかに
- 今まで特定不妊治療は宮古島市内で治療できる医療機関が存在しなかった等の状況を考慮
オーク会からのコメント
宮古島市は特定不妊治療で沖縄本島での治療が必要な人に対して2015年度から「難病患者等の渡航費支援」の枠を拡大させ、不妊治療が行える医療機関での受信治療に際し、渡航費の助成を行うことを明らかにしました。
現在の宮古島市内では特定不妊治療ができる医療機関が存在せず、沖縄本島に行かなければ治療が行えません。年々増加する不妊治療を必要とする傾向をうけ、新年度から渡航助成が行われることになりました。
難病患者等の渡航費支援について、下地市長は宿泊費などを含めたさらなる拡充策については実態把握を行った後に検討していくと述べていたそうです。
当院では、体外受精セミナーを定期的に開催しています。詳細はこちらまで。