検査部の中森です。
先日、栃木県宇都宮市で開催された日本卵子学会に参加しました。
たくさんの医療関係者の方々が参加されているこの学会で、様々な発表からとても良い刺激を受け、有意義な時間を過ごすことができました。
当院は低グレード胚盤胞の妊孕性(妊娠のしやすさ)に関する報告をしました。
臨床研究以外にも研究室レベルでの新しい技術も多く紹介されており、生殖補助医療に関わっている医師、胚培養士、大学の先生方の、患者様により良い技術を提供したいという思いが伝わってきました。
また、生殖医療の歴史やこれからの展望に関する講演もありました。
1983年に初めてIVF-ET成功が報告されてから35年経ちますがその進歩は目覚しく、今後もさらに進歩することが容易に想像できます。