医師の田口早桐です。
7月1日から4日まで、ヨーロッパ生殖医学会がバルセロナで開催されましたので、当院での研究結果を発表してきました。
当院からの演題は、ホルモン補充による融解胚移植周期での、エストロゲンとプロゲステロンの割合の妊娠率への影響について。いくつか質問を受けました。
本来はプロゲステロンがあまり上昇している場合には着床率が下がってしまうので、それを調べる目的と、エストロゲン剤がきちんと吸収されているかを調べる目的でホルモン検査を行っているのですが、2つのホルモンの割合に焦点を当てた研究はありませんでした。
今後も症例を重ねて検討していきます。