医師の船曳美也子です。
不妊治療、とくに体外受精治療で何がつらいかといって、妊娠判定がマイナスだった時です。なかなかいい卵が出来なかったり、重度の男性不妊だったり、原因はいろいろですが、結果がでないときは、ご夫婦にとって、最もつらい瞬間だと思います。
でも、もう少しで結果がでそうという方も多くいらっしゃって、また一番確率の高い方法で続けましょう、がんばりましょうと、私達は励まします。
そんな時、一度不妊治療経験者の本をよんでみてはいかがでしょう?
もうご存知かもしれませんが、当院の田口早桐先生の体外受精の経験が本になっています。
なんの挫折もなく、仕事も結婚もされた先生が、初めて重度の男性不妊のために子供ができないとわかった驚きやすぐさま体外受精をされたのに、失敗が続いてしまったときの失望やどう対処したか、が書かれています。
そんな先生もいまや小学生の母親です。
とても明るく楽しく書かれているので、読み物としても楽しめますよ。