医師の船曳美也子です。
オーク会グループの『クリア鍼灸整骨院』が、「骨盤セミナー」をするとのことで、その予行演習に立ち会いました。内容は、すごく面白かったです。
意外に人の体って左右対称じゃないんですね。顔もそうなんですね。
よく、左から見た顔と右から見た顔が違う、と。
(余談ですが、実験心理学によると、より左右対称なほうが美人と認識されるようです。)
骨盤も複数の骨と筋肉でなりたっており、生活習慣や特定の運動などでゆがみがでると(接合部のずれが大きくなると)さまざまな体調不良の原因になる、という考えです。
確かに、骨盤の形や大きさは個人差があります。
安産型もあるし、恥骨や仙骨の傾斜角が大きな型は、難産の原因になることがあります。
この骨盤セミナーでは、自分で体のゆがみを自覚し、特定の筋肉をつかうことで、ゆがみを修正していく、ということを実例を通して紹介していました。
私も小学校の頃に熱中していたスケートの練習(左足を軸にした運動が極端に多い)や、右ききのせいか、ゆがみがあるようで、こういう風に運動すれば矯正できる、ということを教えていただきました。
骨盤のゆがみがあると、骨盤の血流がうっ滞し、冷え性になったり、不妊症つまり、卵胞発育不良や着床不全の原因になる、という考えがあります。
クリア鍼灸院でも、その考えに基づいて不妊針をおこなっています。
確かに、動物は、食物も豊かにある春から夏にかけて妊娠出産するようにできています。
ある論文に、人間でも、冬と夏では若干夏のほうが妊娠しやすい、という統計がありました。
冷暖房完備でほとんど四季を感じなくなった日本ですが、やはり、冷えというのはよくないのかもしれません。
もし、気になる方いらっしゃいましたら、一度『クリア鍼灸整骨院』受診してみてください。