凍結卵子・凍結胚・凍結精子の受け入れについて

凍結卵子・凍結胚・凍結精子の受け入れについて

こんにちは。胚培養士の天野です。

最近、転勤に伴う引越で転院を考えているという方から「それまで通っていた病院に凍結胚があるので持って行けませんか?」というご相談をよく受けます。

胚や卵子、精子は凍結すると安定した状態になりますので、液体窒素に浸した状態のままであれば細胞にダメージを与えることなく輸送することができます。

魔法瓶や小型の液体窒素タンクに液体窒素を満たし、そこに胚などを入れて運ぶという施設もあるようですが、当院では輸送中の安全面を考慮して「ドライシッパー」と呼ばれる輸送専用の容器をご用意しています。

遠方の施設で凍結しているものを移管したい場合でも、専用の容器を使うと一般の運送会社に輸送を依頼することができるので、簡単に輸送することができます。国内はもとより海外からの受け入れの実績も多数ありますのでご安心ください。

移管受入れに関するご相談はIVFヘルプデスクで承ります。