胚培養士の小森江利子です。
先月の10月17日から21日で、アメリカで毎年開催されるASRMという不妊治療分野の国際医学会に参加して来ました。
今回の開催場所はフロリダ州のオーランドでした。オーランドといえば、ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオでご存知の方が多いと思います。最近打ち上げが終了しましたが、スペースシャトルのケネディー宇宙センターも近くにあり、とても魅力満載の場所でした。
気候も温暖で、意外に湿気もあり、日本に似た過ごし易さでした。
今回のこの国際学会には、当院からは北宅医師、船曳医師の両医師が、日頃から特に専門として研究されている分野での発表をされました。
詳しい発表内容は、各医師のブログコーナーを見ていただければと思います。
国際学会ということもあり、様々な国から、同じように不妊治療の分野で日々活躍している先生方が大勢集まり、日々の研究や臨床でのデータを発表されるこういった国際学会は、参加するだけでも、ものすごく刺激を受けるものでした。
日本からの参加者は90人余だそうで、当院も私を含め3名が参加し、世界の舞台に挑んできた次第です。
北宅、船曳両医師とも、海外で同じ分野で研究検討をされている先生方と会場で知り合いになり、意見交換をされたり、私も、胚培養士として参加し、いろいろな情報を得ることができ、とても充実した国際学会となりました。
また、世界中の各施設で、同じように不妊治療の発展に向かって様々な取り組みがされていることを知ることができ、当院でも今後さらに、患者さまにとって最良の結果に結びつくように、日々研鑽し尽力していかなければと改めて感じています。