8月22、23日、大阪の国際会議場で行われた受精着床学会に参加しました。
両日とも当院からの発表があり、1日目はランチョンセミナーで培養士の高野智枝が、当院のrescueIVMに関する発表を行いました。
IVM(体外培養)は、採卵したときに未熟卵のために受精に使用できない卵子を、体外で培養する技術で、当院は20年以上前から取り組んでおり、成果を上げています。現在、特に卵子凍結やがん生殖分野において、「一つの卵子も無駄にできない」状況に対して、非常に有効だと思います。未熟卵子の70~80%は、体外培養で成熟卵になります。
その他、様々な施設からの発表に触れて、学ぶことができた2日間でした。
■第42回日本受精着床学会総会・学術講演会
会期:2024年8月22日(木曜日)・23日(金曜日)
会場:大阪国際会議場
HP:http://jsfi42.umin.jp/