子宮頚がん予防ワクチン

子宮頚がん予防ワクチン

看護師の紫藤です。

今日は1つお知らせがあります。

最近テレビニュースでも話題になっている、子宮頚がん予防ワクチンを当院でも扱うようになりました。

最近になりこのワクチンに関する問い合わせも増え、先日、製造販売元の会社による勉強会を開きました。

子宮頚がん発症の主要な原因である、発ガン性ヒトパピローマウィルス(HPV)は、現在では100種類以上の存在が確認されているようですが、その中の16型、18型に感染していると子宮頚がんの前がん病変である高度異形成の発生率が高まります。特に20~30代の検出率が80~90%と特に高くなっています。

これを聞くと、余りの感染率の高さに驚きますが、感染しても、ほとんどは自然に排除されるようです。
しかし、約10%は感染が持続されます。
獲得免疫が得られないため、何度も感染を繰り返す可能性があることも忘れてはいけません。

婦人科検診はなかなか足が向かないと言われますが、実際、婦人科に勤務していて、確かに子宮がん検診で精査が必要な方、治療をされる方が増えています。
年に1度は子宮がん検診を受けていただきたいのと、子宮頚がんワクチンについてもDrに相談の上接種することをお勧めします。

ちなみに私も来月年に1度の子宮がん検診です。

子宮頸がん情報サイト