不妊に関するニュースをお届けします 2015年4月…その2

不妊に関するニュースをお届けします 2015年4月…その2

オーク会事務部です。

不妊に関するニュースをまとめて、定期的に発信しています。

客観的な事実に基づいたニュースをお届けします。
2015年4月の主なニュースは次の2つです。

◆ 不妊治療、始めた年齢は?費用は?
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20150416/204201/?rt=nocnt
(4月16日)

  • 女性向け健康情報サイト「ルナルナ」がユーザー1,640人を対象に不妊治療に関するアンケート調査を実施
  • 不妊治療の経験がある人は57.0%、ない人でも64.6%が不妊治療を考えたことがあるとの結果

<サマリー>
女性向け健康情報サイト「ルナルナ」は不妊治療に関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果は下記の通りです。

  • 不妊治療の経験(妊娠を目的として病院を受診したこと)がある人 57.0%
  • 上記で「ない」と答えた人で不妊治療を考えたことがある人 64.6%
  • 不妊治療を始めた年齢
    1位:30-34歳 38.7% 2位:25-29歳 31.0% 3位:35-39歳 23.4%

など。

また、不妊に悩んでいるアドバイスも掲載されています。

◆ 鍼治療が不妊治療のストレス軽減
http://www.ninsin-news.com/news_abo7afsdPG.html
(4月11日)

  • 体外受精の際、鍼治療を一緒に受けるとストレスが緩和すると判明
  • 鍼治療はストレス緩和だけでなく睡眠の質も高める
  • 鍼治療は不妊治療における妊娠確率を高めるとも言われる

<サマリー>
アメリカの生殖医学会議が行った臨床試験によると、体外受精の際、鍼治療を一緒に受けることにより不妊治療によるストレスが緩和するということが分かりました。

受精卵移植を行う1か月以上前より繰り返し鍼治療を受けることで明らかにストレスが軽減したそうです。
一度だけ鍼治療を受けた女性と全く受けていない女性のストレス度合いに大差はなく、繰り返し受けることが重要とのこと。

鍼治療には睡眠の質を向上させる役割もあると分かっており、妊娠確率を高めるとも言われています。

鍼治療とストレス緩和の関係性については更なる研究が必要と考えられています。