生殖医学会報告

生殖医学会報告

医師の田口早桐です。

11月3日と4日、横浜で行われた生殖医学会で当院の発表がありました。

口演としては、ホルモン補充融解胚移植周期におけるエストロゲン製剤の妊娠率に対する比較、ポスター発表では、ERA着床時期(着床の窓)の検査についてでした。口演の演者は苅田先生、ポスターのほうは岩木先生が担当されました。

以前から当院が発表している、ホルモン補充周期融解胚移植でエストロゲン値が妊娠率に影響するというデータについてですが、面白いことに同じセッションでの発表の中にもエストロゲン値が有意に妊娠率に相関を示すというデータがあり、とても興味深く思いました。

また、ERAはやはり今注目の的でした。とくに当院はERAの世界規模でのrandomized studyに日本から唯一参加している医療機関ですから、たくさんの質問を受けました。今後もどんどん症例数が増えますので、さらに詳しく発表できると思います。

学会場からの帰り、会場を出たところで見た、よこはまコスモワールドの大観覧車のイルミネーションがきれいでした。乗ってみたかったですが、時間が無く、残念。