当院で不妊治療を担当している田口早桐医師が自らの不妊治療の体験を綴ったロングセラーです。
夫の乏精子症のために、おそらく世界ではじめて自分で自分に顕微授精をすることになった産婦人科医として、コミカルに本音を語っているのですが、治療に協力的でない夫、お姑さんとの葛藤など、子供を持とうとする女性が経験するさまざまな問題に直面しながらも、ユーモアをもって明るく乗り切ろうとする姿に、不妊に悩む皆様から、「本を読んで勇気付けられた」、「自分も頑張っていこうと思った」と、数多くのお声をいただいています。
体外受精に挑む全ての女性への応援の書として、体外受精の専門的知識をわかりやすく解説した入門書としても、ぜひご夫婦に読んでもらいたい1冊となっています。
著者:田口早桐
発行:集英社インターナショナル
発売:集英社
発売日:2006年6月26日