初期(12週未満)の中絶:EVA法とMVA法

初期(12週未満)の中絶手術

EVA法(電動吸引法)

EVA法は、筒状になったカニューレという棒を子宮の中に入れ、電動器を用いて吸引して子宮内の内容物を吸い取る方法です。
手術にかかる時間が短く、身体への負担が少ない手術方法です。

EVA法(電動吸引法)

EVA法のメリット

  • ● 身体への負担が少ない
  • ● そうは法よりも子宮内膜を傷つけるリスクが低い
  • ● 手術時間が短い

EVA法のデメリット

  • ● 使用する用具の洗浄や滅菌に手間がかかるため、極めて低いが感染リスクが心配される

MVA法(手動真空吸引法)

MVA法は、柔らかい素材のカニューレを子宮の中に入れ、手動で細かな調整をしながら吸引して子宮内の内容物を吸い取る方法で、手術にかかる時間は短く、身体への負担が少ない方法です。当院で用いるカニューレは、ラテックスフリー素材を使用しているので、ゴム製品の使用によるアレルギー症状のある方も安心して受けていただくことができます。

呼吸、心拍、血圧のモニター

EVA法のメリット

  • ● 柔らかい素材を使用していることなどから身体への負担が少ない
  • ● 子宮内膜を傷つけるリスクが低い
  • ● ディスポーザブル(使い捨て)のキットを使用するため感染リスクが低い
  • ● 手動で行うため、救急時、災害時でも続行、対応できる

EVA法のデメリット

  • ● 推奨される妊娠週数が6~10週と比較的短い
  • ● ディスポーザブル(使い捨て)のキットを使用するため、EVA法に比べて医療費がかかる

医療法人オーク会
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