オーク会ロゴ
  • メインビジュアル メインビジュアル

Vol.1 (発行:2014年10月15日)

院内勉強会

QA⁄ QC Systems for Trouble Shooting in the ART Laboratory : 2014年9月12日

来日されたパトリック・クイン先生が、培養室のクオリティーコントロールについて講義をしてくださいました。
クイン先生は世界的に有名な生殖医療の研究者で、市販されている培養液を開発された方です。

 

講師:Patrick Quinn PhD, HCLD
場所:オーク住吉産婦人科 セミナールーム

院内勉強会 オーク住吉産婦人科 セミナールーム

オーク会不妊ブログより(抜粋)

卵子成熟のトリガーとしてHCGとアゴニストの比較 -Fertility and Sterility Vol.102, No.3, September 2014-

今回紹介する論文では、刺激周期で採卵する際、卵子成熟のトリガーとしてHCGとアゴニストを使った群で、胎児の先天奇形の率、妊娠出産に関するトラブルの頻度において有意差があるかどうかを後方視的に調査した結果が示されています。
予想された通り、2群間で、差は見られませんでした。

私たちは、主に遠方にお住まいで、近くの医療機関で卵胞サイズのチェックを受けている方にはほぼ全例、卵巣過剰刺激症候群を避けるために、アゴニストをトリガーに用いる方法で誘発を行っています。
胎児、母体に悪い影響がないという今回の報告で、さらに安心して今のプロトコールをご提供することがでます。(抜粋)

 

患者様からのお便り

◆顕微授精でおなかに宿った命、妊娠してすぐに出血等あり、心配で不安な日々をすごしました。
切迫流産で3度も入院し、毎回もうだめなのではと思う時もありましたが、オーク住吉産婦人科を卒院してからはスクスクと育ち、元気にうまれてきてくれました。

オーク住吉産婦人科の先生方、看護師さん、清掃の方、調理の方々、スタッフの方、たくさんの方々のお力のおかげで無事子どもを授かり出産できたことを、心より感謝致しております。

オークに通院しなければ、この喜びをかみしめることが出来ませんでした。本当にありがとうございました。

不妊に関する主なニュース

体外受精児 27人に1人、国内12年3.7万人誕生

iPS細胞、より受精卵に近い状態にー英ケンブリッジ大が成功

男性の不妊治療、5府県が独自助成 6県も検討

Staff紹介

看護部 紫藤 千鶴

看護部 紫藤 千鶴

趣 味 ゴルフ、旅行
好きなこと 空を見ること、美味しいお店を見つけること
メッセージ

看護師の紫藤です。今年からサージセンターが再スタートしました。

それによって婦人科手術と不妊治療が当院で出来るようになり、患者様が安心して治療を進めていけるようになりました。そのため、医局、看護部、ラボは、これまでより一層チームワークを深めて取り組んでいます。

一人でも多く一日でも早くお子様が授かれますように、一緒に頑張っていきましょう。