オーク会は、不妊治療における最新の情報や技術を得るとともに、当院での研究成果を発表するため、国内外で行われる学会に積極的に参加しています。
「A randomized comparison of live birth rates following hormone replacement regimens for thawed blastocyst transfer」
融解胚移植のためのホルモン補充療法の種類によって出産率に差が生じるか否か~ランダム化比較試験~。
(Funabiki M, Taguchi S, Nakamura Y)
「Association of follicular fluid zinc concentration with maturation rate and fertilization rate during ovarian stimulation」
卵胞液中の亜鉛の量と卵子の成熟率及び受精率との関係について。
(Saji F, Amano N, Kobatake M, Takano T, Kawagita A, Ishikawa M, Young L, Funabiki M, Taguchi S, Nakamura Y)
「新しいICSI法の受精率への影響及び破膜後の卵細胞質膜の回復が受精に及ぼす影響 ~前向きコホート研究~」
(高野智枝、天野奈美子、小畠美智子、佐治史惠、川北彩夏、石川瑞紀、垣井麻莉、川口章子、幸田彩花、中森萌、濱田麻央、中村 嘉孝)
今年7月に日本国内における製造販売承認を受けた黄体ホルモン製剤の、メーカーによる説明会が行われました。
海外ではすでに使われている製品でもあり、ドクターからは提示された資料以外の臨床データや状況の確認、看護師からは使用方法や取り扱いについての細やかなチェックがなされました。
当院でも10月に導入することが決定しました。
患者様からのお便り
治療中、オーククリニックの皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
体外受精の時の受精卵の写真を見つつ、この卵がこの赤ちゃんに成長したんだと思うと不思議な感覚です。
出産時と産後1か月に(自分が)大変危険な状態となり、とても怖い思いをしました。
妊娠しにくいことで妊娠の素晴らしさ、奇跡を知りましたが、出産ではお産は命がけということを知りました。まだまだ知らないことばかりで、日々勉強中です。
生まれた赤ちゃんは丸々としていてとてもかわいいです。
赤ちゃんとの時間を大切にのんびり育児を楽しみたいと思います。
10月1日(土)に「オーク銀座レディースクリニック」(東京)が開院しました。リプロダクションセンターを備えた、不妊治療専門のクリニックです。
日本生命保険は、国内初の不妊治療にかかる費用を保障する保険の取り扱いを10月から始めると発表しました。
体外受精か顕微授精を受けた際に給付金を最大12回受け取れ、出産時には祝い金が出ます。
加入できるのは、16~40歳の女性で、保険料は月1万円前後。
卵子を採取するための排卵誘発には公的医療保険が適用されますが、体外受精や顕微授精の「特定不妊治療」は対象外となっています。
金融庁は4月に保険業法の施行規則を改め、不妊治療にかかる費用を保障する保険商品の取り扱いを解禁していました。
趣 味 | 読書 |
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好きなもの | 旅行 |
好きな言葉 | 一期一会 |
メッセージ | 治療の過程で胚培養士としての役割を一つ一つ丁寧に正確に行っていきたいと思っております。 |