紫藤 千鶴 看護師

紫藤 千鶴 看護師 インタビュー

Q&A

長所
嫌なことも寝たら忘れる。
どうにかなると信じる。
ある意味ポジティブ。
短所
三日坊主
趣味
ゴルフ、旅行
好きな食べ物
お寿司
嫌いな食べ物
チーズ
好きな色
イエロー
好きな歌or初めて買ったCD
サザンオールスターズ
好きな本
渡辺淳一
「阿寒に果つ」「無影燈」
好きな漫画
名探偵コナン
好きなスポーツ
ゴルフ、野球
好きな映画
アクション系
犬派、猫派?
どちらでもない
アウトドア派、インドア派?
アウトドア派
言われて嬉しい言葉
ありがとう
おすすめの手土産
黒船のどら焼き
好きな郷土料理
お好み焼き

インタビュー

看護師を目指したきっかけと歩み
看護師を目指されたきっかけを教えてください。
私は、学生の頃から自立した女性になりたいと考えていました。それにはまず、家を出て寮がある仕事に就こう!と思い医療機関に就職し、看護助手として働き始めたのがきっかけです。はじめは看護師になるつもりは特になかったのですが、テキパキと働く看護師の先輩たちへの憧れや看護師という仕事への思いが膨らみ看護学校へ進学しました。
看護助手をしながら看護学校に進学されたんですか。
はい。 看護助手として働きながら、看護学校へ通いました。午前中は看護助手として働き、午後は学校、その後夜勤という日もあり、仕事と勉強の両立にヘトヘトになることもありましたが、がんばりました。
生殖医療分野へ進むまでの経緯
生殖医療に携わるようになったのはどのような経緯からですか?
卒業後は、入院、手術のできる整形外科で5~6年働いて、看護師としての経験を積みました。 その後、結婚や子育てで一時的に離職しましたが、近くのクリニックなどを経て、2000年のオーク住吉産婦人科の開院時に就職しました。 はじめての産婦人科で戸惑うこともありましたが、生まれてくる赤ちゃんのかわいさと幸せの一方で、赤ちゃんが授からなくて辛い思いをしているカップルや流産や死産になるカップルもいて、なんとか力になりたいと日々、一生懸命でした。2007年からは生殖医療専門クリニックに変わり、本格的に生殖医療に携わるようになりました。 今は、患者様のさまざまな悩みや喜びに寄り添いながらの日々ですが、つらい不妊治療をから妊娠され、その後にいただく出産報告のお手紙が一番嬉しく、また看護師としてのモチベーションになっています。
患者様との向き合い方
者様が安心して相談できるために、どのような配慮をされていますか?
患者様の緊張や不安を少しでも和らげることは、とても大切なことです。そのために、私たちオーク会では看護師の無料カウンセリングを行っています。主にビデオ通話や電話になりますが、不安や心配があってのことですから、わかりやすい言葉で説明するように心がけています。 また、普段から患者様の情報を前もって確認してから接するようにしています。予約診療の患者様は、前日にきちんと確認しています。
オーク会に通院する患者様がカウンセリングを利用できるのでしょうか?
いいえ、通院されていない方も利用することができます。通院されていない方の場合は、不安な気持ちを取り除きながら、これまでの経過や過去の治療歴、現状、そして思いをじっくり伺うようにしています。その後、オーク会で初診を受けることになれば、カウンセリングの内容は初回診察に生かされるように情報共有し、医師へ橋渡しができるようにします。 通院されている患者様の場合は、電子カルテを確認しながらお話をうかがいます。腹痛や出血など思わぬ症状が出たことで慌てて電話をしてくる患者様もいらっしゃるので、落ち着かせながら、状況を確認してその後はどうすればいいのかなどお話しすることもあります。
緊張する患者様への対応は?
特に初めての採卵などの大きな処置の際に緊張する患者様が多いです。 その場合は、声かけをしたり、手を握ったりして少しでもリラックスできるよう寄り添います。 また強い不安がある患者様の場合は「あの看護師さんがいてくれたら…」と思うこともありますので、その際にはご要望の看護師が、当日の担当でなくても業務を入れ替えて採卵に寄り添うこともあります。臨機応変に対応できるのは、オーク会の良いところで、患者様が少しでもリラックスしていただけるよう努めています。
日常生活とプライベートの楽しみ
リラックス方法や休日の過ごし方は?
休日は外に出かけることが多いですね。デパ地下で美味しそうなものを買ったり、京都の紅葉や桜を見に行ったり。 紅葉は、混んでいる時期を少しずらして観に行くのがオススメです。 紅葉は楽しめるし、混んでいないのでリフレッシュできます。桜は時期を外してというわけにはいきませんが、市街にも桜は多いので散歩しながら楽しんでいます。 毎年家族で丹後半島の民宿に泊まるのも恒例行事です。丹後半島への旅行は、家族が15人ほど集まり、みんなでワイワイします。年に一度の恒例行事なので、家族みんな楽しみにしています。
プライベートと仕事のバランスは?
仕事は仕事、プライベートはプライベートと区別するようにしています。旅行や休日のデパ地下、家族との時間が仕事へのモチベーションにつながっています。
今後の目標と患者様へのメッセージ
看護師としての今後の目標を教えてください。
定年まで元気に勤めたいです。そして、必要とされる限り、がんばりたいと思っています。 その後はゆっくり過ごしたいですが、家族から『今日も家にいないね。またどこか遊びに行ってる!?』なんて言われるかもしれませんね。
さいごに患者様へのメッセージをお願いします。

治療にあたっては、氾濫するネット情報に惑わされず、医療機関や専門家に直接相談してほしいと思います。ネットで情報を得る場合は、どこかの医療機関から情報を得ましょう。
不妊治療へ一歩踏み出すことには不安があるカップルもいると思います。その場合は、まずカウンセリングでお話するだけでも構いません。
また、不妊治療をする、しないに関わらず、一般の健康診断を受けて欲しいです。そのうえで婦人科での健康診断も受けてほしいと思います。これは独身の女性も同様で、年齢に関わらず子宮や卵巣、乳がん、そしてAMH検査も受けてほしいですね。
近い将来、少し遠い将来、赤ちゃんを授かりたいと考えた時に、少しでも自分の体の情報を知っておくことは大切なことですし、女性として健康で元気に生き生きとした日々を送ることも大切だと思います。