オーク会医師の一日

AM8:30／採卵開始
手術室には15分刻みで2名の医師が交代で採卵を行います。
多いときは10件程度になることもあります。

AM9:00／外来開始
予約制の不妊治療です。
ただし、大まかな方針はオンライン診療によって定まっているので、外来では超音波検査所見と採血結果から当日必要な判断をして、当日の方針を決めています。

※判断が難しい場合は、ヘルプセンターの医師や、他拠点の医師と相談します。
ヘルプセンターには超音波画像もリアルタイムで描出されるため、その場で即座に複数医師と相談できます。
※緊急性を要する場合や搬送が必要な場合は、ヘルプセンターが搬送先病院の確保や診療情報の手配を行います。現場の医師は診療に専念できます。
※週1度、男性不妊外来があります。TESEはその日に行います。

PM1:00／外来終了
昼食・休憩時間です。
院内で食事を注文することもできるし、気晴らしに近隣の飲食店に行くこともあります。
昼の休憩時間帯は基本的に複数医師がずらしてとるため、休憩中に連絡があることはありません。

PM2:00／胚移植もしくは外来、子宮鏡検査等を行います。
※各部署からの連絡はすべてメールで行われます。
外来の合間に、オークグループポータルサイトを見て連絡事項がないかどうかチェックをします。
※ダッシュボードに全院の新患のリストがあるので、来院までの経過や方針などのデータ整理を行います。
※特殊症例や、学会発表に適した症例があれば、登録しておきます。
→全院の症例が見渡せるので、多くの症例に触れることができるのが特徴です。

PM4:30／外来終了
週1回更新されるOak Journal Club 動画（YouTube）で、最近の知見の確認します。
週1回行われる院内症例提示を見て、コメントを書き込みます。
※ラボワークについて知識を深めるために、エデュケーションセンターで実際に廃棄卵を使用したICSIや、凍結融解作業を行うこともできます。
エデュケーションセンターには、実際の培養室で使われる顕微鏡やマニピュレーター、培養器を揃えています。

※生殖医療専門医、臨床遺伝専門医の取得が強く推奨されます。
症例には事欠かない、必要な学会発表と論文作成に関して相談可能です。実際、院内の医師は順次資格を得ています。

PM5:00／退勤